小児歯科

当院の小児歯科治療

ただお子様のむし歯を治療することが小児歯科ではありません。本当の小児歯科とはむし歯予防に努め、最終的には綺麗な永久歯を正しい位置に生やし、大人になっても健康な口腔内の状態を維持することです。子供の頃に正しい治療とメンテナンス方法を知れば大人になってから困ることはほとんどありません。

むし歯治療でなくても定期的に来院されることをおすすめします。

親御様方へ

子どもの歯はまだまだ軟らかいので、むし歯になりやすいのです。みんな歯医者さんは苦手です。当院ではそれぞれのお子様の性格を理解したうえで根気よく且つ慎重な治療を受けていただけるよう努めており、無理強いは致しません。安心して治療を受けに来てください。

自分の歯は自分で守るようにお子様に指導したり、お父様、お母様にも意識づけるように心がけております。

むし歯にならないために

生活習慣を整える

栄養バランスのとれた規則的な食事を摂ることで、健康で丈夫な身体をつくります。日頃からの規則正しい生活習慣を整えることで、むし歯に対する抵抗力を高めます。

食後はすぐに歯みがきをする習慣をつける

口の中には数百種類、数億個の細菌が潜んでいます。このうち、むし歯の原因となる細菌が、食べカスを腐らせて口の酸性度を増し、歯を溶かしていきます。食後はなるべく30分以内に歯みがきをする習慣をつけましょう。

糖分にの摂りすぎに注意

甘いお菓子やジュースなど、糖分の多い飲食物は摂りすぎないようにしましょう。また、おやつを食べたらすぐに歯を磨くなどの習慣をつけると良いでしょう。糖分を減らすことで悪質なバイオフィルムの生成を抑え、歯の酸性化が続かないようにします。

定期検診を受ける

3~6か月に1度、歯科検診を受けるようにしましょう。歯科先進国である北欧では3ヶ月に1度、歯科検診を受け続けた結果、80歳の方で25本の歯が残っているというデータがあります。それに対し、日本人は80歳で10本程度しか残っていないということが、厚生労働省の調査で判明しております。

定期検診の役割は、初期のむし歯を早期に発見すること、そして日々の歯みがきが適切にできているかのチェックをすることで、徐々に磨き残しを減らしていき、セルフケアの精度を向上させることです。これによって、むし歯や歯周病の発症を防ぎ、歯を長持ちさせることができます。

むし歯にならないために

フッ素は、歯や骨を丈夫にする大切な構成成分です。毎日の食べ物、飲み物から摂る量ではどうしても不足しがちなので歯の質を維持するためにフッ素を補ってやる必要があるのです。フッ素を継続して塗ることで歯の質を強化し、むし歯に強い歯を育てます。

当院では、治療やクリーニングが終わった後、フッ素を塗らせていただいています。