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ヒトと細菌の関係??

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こんにちは。住岡龍一です。
大阪大学の大学院生時代には、細菌について研究をしていましたので、今回はヒトと細菌の関係についてわかっていることを大まかに書こうと思います。
口や鼻、皮膚、消化器・・・ヒトが外部環境と接するあらゆるところに、細菌は生息し、私たちと共生しています。感染症を引き起こす病原菌とは区別される常在菌たちは、それぞれ特有のマイクロバイオーム(微生物叢/細菌叢)を形成し、ヒトの身体恒常性の維持(ホメオスタシス)に関わります。細菌叢が乱れると、消化器疾患、代謝疾患、免疫疾患、癌など様々な疾患の原因になり得ることが近年明らかになってきました。
口の中のことでいうと、ある種の乳酸菌は、強い酸を産生して、むし歯をつくりますが(悪玉菌)、別の種類の乳酸菌は、口の中に入ってきた病原菌と戦うという、ヒトに役立つ働きをします(善玉菌)。同じ乳酸菌の仲間でもいろいろな種類がいます。まだまだ研究途上のため、全体像のほんの一部しかわかってないですが、現在言えることは、体の中、口の中が乱れると、体の免疫反応が乱れるだけでなく、細菌叢も乱れ、それが病気につながるということです。
健康な状態と良い細菌叢を維持できるよう、定期的な歯石取りを含めた口腔ケアを行いましょう。気になることはぜひ聞いてください。

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