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歯の着色汚れの落とし方?

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むし歯、歯周病について

口の変化

こんにちは。住岡龍一です。

自然な白い歯に憧れる方も多いと思います。歯はどうして変色するのでしょうか?

 

歯はもともとわずかに黄色味を帯びた白色をしています。肌の色が人それぞれ違うように歯の色も人種差、個人差があります。白人や黒人と比べて黄色人種の歯の色はもともと黄色が強い傾向にあります。

 

歯の見えている部分は3層構造です。一番表層が鎧であるエナメル質、一番中が歯の神経(歯髄)、間が象牙質です。エナメル質は白色半透明であり、象牙質は薄い黄色です。エナメル質が厚みや象牙質の黄色の濃さに応じて、歯の白さは決まります。

 

白人や黒人はエナメル質が黄色人種と比べて分厚い方が多いため、白い歯に見える方が多いです。黄色人種の中でも、東南アジア系の方は肌の色が濃いため、コントラストの影響で日本人と比較して歯が白く見えることが多いです。

 

 

遺伝学的な歯の白さは、変えることはできませんが、歯の着色は除去して、若い時の歯の色の戻すことはできます。

 

歯の変色の原因としては、

1、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど、色素の濃いものを日常的に摂取している

2、タバコを吸うことでヤニがつく

3、むし歯や歯をぶつけたなどで、神経が死んでしまったまま放置している

4、歯の磨きすぎ、歯ぎしり、噛みすぎなどで、エナメル質が薄くなってしまい、象牙質がより透けて見えてしまっている

5、幼児期に飲んだ抗生物質の影響

6、先天性代謝異常や遺伝性疾患などの影響

が、考えられます。

 

1と2が原因の場合は、ご自身での日々の歯磨きと歯科医院での歯のクリーニング(歯石とり)で白くキレイな歯に戻ります。着色のしやすい飲食物の摂取後は、早めにうがいをすると着色しにくくなるので効果的です。ホワイトニング用の歯磨き粉も多く市販されていますので、一度使ってみるのも良いかもしれません。

ただ、中には粗い研磨剤でステインを除去する製品もあります。粗い研磨剤では、歯の表面に小さな傷がつき、傷で表面がでこぼこになってしまうと汚れがより付きやすくなってしまい、結果的に着色しやすくなってしまうこともありますので注意が必要です。

 

3〜6の場合は、歯科医院での治療が必要となることが多いです。

 

また、ホワイトニングを行うと、より白く輝くような歯になります。

 

歯の着色・変色・ホワイトニングが気になる方は、木津川市 JR加茂駅前 住岡歯科医院までご相談ください。

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